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腰椎椎間板ヘルニア
「腰椎椎間板ヘルニアだから痛みやしびれがおこる訳ではありません」
腰椎椎間板ヘルニアは、 5つある腰椎、いずれかの椎間板で「ヘルニア」が発生している状態を指しています。 よく誤解されているのは、 「症状が深刻=重症」「腰椎椎間板ヘルニア=痛み・しびれ」という構図。 あくまでもヘルニアは「状態」を指しているだけで、 症状の深刻さに「程度が軽い・重い」は関係なく、 痛みやしびれは全く関係のない部分から発生している事が多いです。 実際、 10数年の治療家生活で、 腰椎椎間板ヘルニアが直接の原因で痛みやしびれが出ていた方は、 わずか1割程度でしかありませんでした。 その証拠に、 腰椎椎間板ヘルニアがあっても「無症状」が6割以上を占めるという研究結果や、 偽陽性(ヘルニアとは関係ないのにヘルニア)の診断を受けた方が25%にも及ぶ との調査データがあるほどです。 もしかすると、あなたがお困りの痛みやしびれも、 腰椎椎間板ヘルニアと関係がない可能性があります。
「腰椎椎間板ヘルニアの痛みやしびれの原因
ヘルニアとは、 骨と骨の間にある椎間板というクッションに異常をきたし、 その中にある髄核がはみ出した、又は突出した状態を指しています。 これまで腰椎椎間板ヘルニアによる痛みやしびれは、 髄核が神経を圧迫することで生じていると考えられてきました。 ですが、 実は、痛みやしびれの多くは髄核によるものではなく、 「炎症の程度」に由来しています。 炎症を起こしやすい場所は大きく2つで、 そのどちらかで炎症を起こしています。
1、 柔軟性を失った筋肉と髄核の間
腰椎椎間板ヘルニアを起こしている方は、 腰周囲の筋肉の柔軟性が著しく低下している事が多い。 そのため、 ヘルニアが発生した場合、「柔軟性を失った筋肉」と「髄核」によって 神経が挟まれ、炎症をおこします。 本来、 神経の周囲は隙間があり、逃げ場が確保されているので炎症を起こすことは稀です。 冒頭でもお伝えした、 腰椎椎間板ヘルニアがあっても「無症状」が8割以上を占める研究結果が複数ある。 というのは正にこの事に由来しています。
2、バランスを崩した下半身
腰椎椎間板ヘルニアを起こしている方は、 腰だけでなく、その下支えをしている下半身全体の柔軟性も著しく低下しています。 柔軟性の低下は、 いずれかの部位で神経を圧迫、又は牽引して炎症を起こしやすくします。 当院では、 腰椎椎間板ヘルニアの痛みとしびれの原因を知り、 「筋肉と髄核に挟まれた神経」「下半身のいずれかの部位で圧迫・牽引された神経」に 的を絞った的確な施術することで、痛みやしびれといった症状を改善させていくわけです。
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院長からのコメント
「一人ひとりの悩みを
出来るだけ早く解消できる治療を」
はじめまして。
ウエダ鍼灸・整体院、院長の植田です。
当院は、「将来への不安を一刻も早く解消する」という考えのもと、
2023年に開院した鍼灸・整体院です。
その治療は、
体の内側・外側の両面から、
複雑に慢性化した「何をしても治らない」「どこにいっても何も変わらない」
そんな疾患や症状の原因を突き止める所から始まります。
多くの場合、
患部は結果的に症状が出ているだけであり、
その原因は別の場所、しかも複数に及んでいます。
そんな状況を好転させるには、
何か1つの方法ではなく、体の内側と外側。
その両方から原因を解明し解決していくことが、
一刻も早い症状の改善に繋がります。
私があなたの希望になります。
ぜひ楽しみにいらしてください。
