突発性難聴

「突発性難聴」は治療開始が早いほど、聴力回復の可能性が高まります。

突発性難聴の治療は「時間との勝負」

そう言われるほど、急激に症状が進行し、一定期間経過し改善の兆しがないと
「これ以上、治療をしても治る見込みはない」と伝えられてしまう難病です。

ただ、一生涯に渡って続く、耳鳴りや耳詰まりなどの症状を、
素直に受け入れられる方はいないでしょう。

だからこそ、突発性難聴でお困りのあなたにお伝えします。

そんな状況を回避するためにも、出来るだけ早く治療を開始する事をお勧めします。

突発性難聴とはどのような疾患なのか？

突発性難聴は、いつ誰にでもおこる可能性がある難病の１つ。

その特徴は、ある日突然、何の前触れもなく耳鳴りや耳詰まり、
耳が痛いなどの症状が現れることです。

これらの症状を改善するには、
遅くても発症してから４８時間以内に治療を開始する事が推奨されています。

その理由は、時間経過と共に症状が改善しにくくなり、
一定期間経過して治る兆しがないと、一生涯継続する可能性が高いからです。

ただ、諦める必要はありません。

そんな状態からでも、少しでも早く来院して頂ければ、改善する可能性はあります。

突発性難聴が改善しなかった場合に残る極めて重大なリスク

突発性難聴は、その症状が一生涯続くだけでなく、
「認知症」のリスクを高めることでも知られてきています。

脳は、「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」などの刺激を、
バランスよく受ける事で活性化し、バランスの取れた良い状態を維持できます。

もちろん「聴覚」だけの問題ではありませんが、
それら感覚の１つが失われ、脳に伝えられる情報量が少ない状態が長年続いてしまうと、
脳神経の脆弱化が進み「認知症」の発症リスクは高まると考えられます。

こういった側面から見ても、
突発性難聴は発症して間もない方だけでなく、数週間経過している方であっても、
出来るだけ早く治療を開始する事が望まれます。

当院の突発性難聴の治療について

まずは、「耳鳴り」「耳詰まり」「耳の痛み」「急に音が聞こえなくなった」
そんな症状を感じたら、耳鼻科を受診し医師の診断を受けてください。

当院へは、耳鼻科で治療を開始してから、お越しいただく事をお勧めしています。

というのも、当院で治療を行ってきた方は、
耳鼻科のステロイド療法と当院の鍼灸治療を併用し、
聴力の回復に至っている事が多いからです。

ただ、残念ながら１００％改善できるとはお伝え出来ません。

最善を尽くして治療は行っておりますが、１０回以上連続して治療を受けて頂いて、
何かしら少しでも変化があれば改善の見込みはありますが、
一切変化がなかった場合には、当院の治療でも難しいという旨のご説明をしております。

突発性難聴を改善に導くための治療法

様々な施術方法がある中、当院では耳への鍼治療だけでなく、
「自律神経」「内臓」「免疫系」など体全体への調整を行う方法を取り入れています。

これは、突発性難聴の発症を高めているだけでなく、
治る妨げにもなっている「肉体的・精神的な疲労」「血液循環」などの調整を行うためです。

その方法は主に３つ。

１.腹部の調整
これは、聴力に影響している「内臓」の調整を行うためです。
主に腎臓を対象としていますが、他の臓器も含めて調整を行う事で、体の免疫や回復力が高まります。

それは血液循環の改善や疲労を取り除くことを意味し、
聴力の回復が進みやすくなります。

２.頚部の調整
頚部は、自律神経が豊富な場所であると同時に、
脳や耳への血流は全て頚部を通ります。

自律神経の調整を行いつつ、耳への血液循環の改善を促すことで、
より一層、聴力の回復を促していきます。

３.頭蓋骨の調整
頭蓋骨は、自律神経の働きに欠かせない、脳内循環の経路を構成しています。
腹部と頚部の調整でも、自律神経は整っていきますが、よりスムーズに改善を促すために
頭蓋骨の調整をおこないます。

この３つの方法を、耳の鍼治療を合わせて行い、突発性難聴を改善に導きます。

来院を検討されている方へ

突発性難聴は、その進行の速さと一生涯続く後遺症を考慮すると、
やはり少しでも早く治療を開始すべき疾患です。

万が一、発症してから数週間経過していたとしても、
一度治療は行うべきだと考えています。

なぜなら、聴力が失われることで、
日常生活における精神的苦痛だけでなく、
社会的な立場や活動、他社とのコミュニケーションにも制限が強いられるからです。

少しでも早く聴力の回復が進むように、
最善を尽くして治療を行っておりますので、突発性難聴でお困りの方は
当院での治療をぜひご検討ください。

あなたの突発性難聴は改善する見込みがあります。
希望を持ってお越しください。

当院は、すべての施術スペースを壁で仕切った半個室の空間にしておりますので、
プライベートな空間が保たれています。

どうぞご安心くださいませ。