体調不良を感じたらまずは「汗」をかいてみよう
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発汗の重要性
1. 体温調節
主な目的は、体温を安定させることです。
外気温の影響や運動などで体温が上昇すると、汗が分泌され、皮膚上で蒸発します。
その際、蒸発による気化熱で体温が下がり、熱中症などの危険を防ぎます。
2. 老廃物の排出
汗は体内の老廃物や体内に留まると毒になる物質を排出する役割があります。
また、塩分やアンモニア、尿素などの成分が含まれ、
これらを体外に出すことで体内の代謝や排泄のバランスを保ちます。
3. 自律神経の調整
汗をかくと自律神経が刺激されます。
中でも交感神経に作用して働きが活発になり、
その適度な刺激は副交感神経とのバランスを調整しやすくなります。
また、適度な汗はストレス解消やリラックス効果をもたらし、
本来の自律神経の機能が維持されやすくなります。
4. 免疫力の向上
汗は体の代謝を促進させるだけでなく、
全身の血液循環がよくなり、免疫機能がUPします。
この免疫は体内・外の防御機能が総じて強化されるため、風邪や感染症を予防しやすくなります。
5. 肌の健康を保つ
汗をかくことで、体温が上昇し新陳代謝が活発化し、
ターンオーバーが整えられ、美肌効果が期待できます。
また、毛穴に詰まった汚れも洗い流され、肌の潤いや弾力が保たれます。
※特にお子さんの肌トラブル(アレルギー症状)には効果が高い
6. ダイエット・デトックス効果
カロリー消費が促進され、基礎代謝が向上します。
基礎代謝の向上は、
体脂肪の燃焼をUPさせる以外にも、
内臓の血流量を向上させ、体内に蓄積された余分な水分や塩分を排出する効果を高め、
デトックス効果にも繋がります。
汗をかく習慣を意識的に取り入れる方法
適度な運動や入浴
一般的な歩行速度であれば30~60分でじっくりと汗をかけると思います。
ダラダラとしては意味がないので、短時間を集中して行ってください。
初めは、物足りない程度で終えるのが継続していくコツです。
また、入浴は半身浴でもOK
全身入浴の場合は、
40℃程度で15分、半身浴の場合は25分程度を目安にしてみてください。
こまめな水分補給を忘れずに行う
水分補給は、
汗をかいた分だけ補うのが基本です。
麦茶・ノンカフェイン飲料、レモン水などで水分補給を行い、
飲み過ぎは体の重だるさの要因となるので、こまめな水分補給で調整してください。
※注意点※
糖質が多く含まれている飲料はNG
どうしても甘みが欲しいときは「美味しくない」と思うくらいに薄めた状態であればOK
毎日の食事に+α
血行を促進する食べ物(海藻類・青魚・冬野菜など)
代謝に作用する食べ物(肉類・酢・香辛料など)を毎日の食事で少し多めに取り入れてみてください。
その他として、
事前に衣服の代えや環境を整え、無理なく汗をかけるような状況を作っておきましょう。
汗は単なる「水分を出す行為」という訳ではありません。
心身の健康を保つための大切な機能なので、普段から意識的に汗をかきましょう。
記事を書いた人:植田康司
ウエダ鍼灸・整体院 院長
柔道整復科・鍼灸科それぞれの卒業校で最優秀者として表彰を受ける
奈良・富雄にある自費診療整骨院グループ、なかたに鍼灸整骨院で7年、
うち3年を分院長として勤め独立し、2023年八尾に開院
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